銀杏と落花生

一昨日、落花生を収穫した。落花生を育てたのは今年が初めてであるが、思いの他良く出来た。

 落花生は不思議な植物で、私は落花生本体の根っこから豆が出来ると思っていた。しかしそうではなくて、一つの種から多くの茎が成長し、それぞれの茎が地面に垂れ下がり、そこから落花生が育って行くのである。

 収穫した落花生を早速塩ゆでにした。(写真参照)ずいぶん昔、塩ゆでの落花生を食べた記憶があるのだが、その味を思い出すことが出来ず、今回食べた味が塩ゆで落花生の本来の味がどうか自信がない。

 一昨日、ご近所さんから銀杏のお裾分けをいただいた。その際、殻つきの銀杏に少し塩をふりかけ、それを茶封筒に入れて、電子レンジでチンする方法を教わった。私は茶碗蒸しに入っている銀杏の味が好きではないのだが、こうして出来上がった銀杏は結構食べることが出来た。

 以前、乾燥トウモロコシの粒に少量の塩をふりかけ、紙袋に入れてポップコーンを作ったことがあるが、銀杏のそれは、これと全く同じやり方なのだ。

 それなら、落花生も同じ方法で出来ないだろうかと思い、落花生の硬い殻をまず剥いて、薄皮の付いたままの落花生を電子レンジでチンすると、これが大当たりで、まずまずの味になった。

 落花生を殻つきのままフライパンで炒ると時間もかかるし、殻を剥いて薄皮付きの実を炒ると焦げることもあるので、この電子レンジでチンする方法がベターなように思う。なお、手塩皿一杯分の量であれば、塩は二つまみ位。茶封筒は定型サイズのものを使用。電子レンジは600ワットの場合で約3分間、が一番良い仕上がりになるようである。